【ゆるふわマーケティング講座】STEP-05:SNSの活用は共感を生み出すことから始まる

願望を言語化することで共感が生まれる

こんにちは、骨盤軸整体の野田です。

ゆるふわマーケティング講座、今週も更新です。
独立開業を目指す助産師をサポートするための、マーケティングの基礎から学べる連載講座です。

バックナンバーは以下の通り

STEP-0:序章

STEP-01:まずは「キャリアの棚卸し」で土台を固める

STEP-02:ビジョンと戦略を可視化していく

STEP-03:誰のためのビジネスなのかを掘り下げる

STEP-04:競合分析から自身の方向性を見出す

週に一度のペースで更新してきたこの講座も5回目となりました。

今回はターゲットに自分のビジネスの魅力を伝えていくために大切な「共感」についてお伝えしていきます。

集客の攻略にはペルソナが重要!

実際にビジネスをスタートするにあたって、集客方法で悩む方も多いと思います。

現在ではTwitterやInstagram、facebookやTikTokといったさまざまなSNSを活用して集客に繋げるパターンが多いですが、具体的にどのように活用していけばいいのでしょうか?

どのSNSが一番効果があるのか?という質問をよくいただくのですが、それぞれのSNSによってユーザーのメインターゲットとなる性別や年齢層、ライフスタイルが違うため一概に断言することはできません。

しかし全てに共通して言えることは、まずはSNSごとの特性を把握し、自分の主要なターゲットがそこにいるかどうかを判断して絞り込んでいく過程が重要です。

そしてそのためには、皆さんが設定したペルソナがどのSNSをよく使うのか?まで可視化できていなければなりません。

これはSNSだけでなく全ての広告媒体でも同じことが言えますが、ペルソナのキャラクターを具体的に可視化できていなければ効率的な集客は難しいです。明確なペルソナの可視化ができてないのにSNSや広告に手を出しても労力とお金と時間を無駄に費やすことになるだけです。

SNSでの発信が集客につながらないという方は、ペルソナ設定が曖昧なままとりあえず発信しているだけといった方が多いです。

形から手探りで入るのではなく、まずは土台をしっかり固めて順序立てて取り組むことをお勧めします。

共感を得ることの大切さ

これ以降は読んでいる皆さんがSTEP-03のペルソナの可視化を完了している前提で進めていきます。

SNSや広告に限らず集客に一番必要な要素はなんでしょうか?

ビジネスにおいてクライアントの心を掴むのに一番大切なのは共感を得ることです。

そして共感を得るために最も大切なのは、想いを言語化するということ。

流行りの歌などがわかりやすい例ですが、人間は自分が持っている潜在的な願望を自分の代わりに言語化してくれる人に対して共感します。その共感が親近感を生み出し、購買動機につながります。

世の中にはさまざまなヒット商品がありますが、それらに共通しているのは顧客が欲しかった商品を具現化しているということです。

しかし私たちが取り扱う商品には形はありませんから、クライアントが心で望むものをキャッチフレーズとして言語化し、イメージとして具現化していくことが大切になってきます。

クライアントにはそれぞれ悩みがあり、それを解決してこうなりたい、という願望を持っていますが、それらを具体的な言葉にして伝えていくことで共感が生まれ、ファンとして自分のビジネスに繋がってもらう。そのためのワークを実践してもらいます。

共感を生み出すキーワードを可視化する

今回使用するのはこちらのシートです。

ダウンロードはこちらから。

共感キーワード可視化シート(PDF)

共感キーワード可視化シート(PPTX)

PDFとパワーポイントのPPTXファイルの2種類を用意したので、必要に応じてダウンロードして使用ください。

以下、項目別に説明していきます。

あなたのビジネスはどんな内容?

STEP-01からSTEP-02で作成したワークシートを基に、あなたのビジネスがどのようなものなのかを簡潔にまとめてこちらに記入しておきましょう。

ペルソナ(Pさん)はどんな人?

そしてSTEP -03で作成したワークシートをもとに、あなたのペルソナであるPさんの情報をこちらに記載してください。

①Pさんの悩みや願望は?

Pさんが持っている悩みや願望を書き出します。

STEP -03で作成したワークシートの「③どんな悩みを持っている?」の項目をもとに、シンプルにまとめましょう。

記入する枠は全部で3箇所あるので、枠ごとにひとつの悩みや願望を記入してもらえればいいです。

②解決するとどうなる?

①の悩みが解決するとPさんはどのような状態になるのかを記載します。

同じくSTEP -03で作成したワークシートの「④どうなりたいと願っている?」の項目をベースにして考えます。

感情や感想ではなく、あくまでも解決した状態を記入するようにしてください。

③キーワード

Pさんが①から②の状態に移行するために何が必要なのか?

実現にとってポイントとなるキーワードを思いつく限り書き出してみてください。単語や形容詞で構いません。

④共感メッセージ

③で書き出したキーワードをもとに、Pさんから共感を得られるようなメッセージを作成してみましょう。

長文ではなく、キャッチフレーズとなるような一文で構いません。

その文章を目にしたPさんが共感し、あなたのビジネスに注目するきっかけになるための文章です。

Pさんに対して語りかけ、共感を呼び起こすようなメッセージを生み出せるかどうかがSNSでの集客を成功につなげる鍵となります。

⑤それを繰り返す

あとは①〜④までを繰り返します。

このシートには3セット分の枠が用意してありますが、もちろんそれ以上になっても構いません。

むしろ多ければ多いほどいいですし、その分Pさんの共感を呼び起こして集客につなげることができるようになります。

SNSでの発信で重要なこととは

SNSでも施術やセミナーなどの告知をよく見かけますが「このような施術をしています」とか「○月×日にセミナーを開催します」というような事実の羅列のみに終始して、誰に何を伝えようとして発信しているんだろう?と思ってしまうものも少なくありません。

しかしあなたがターゲットの共感を呼び起こして来店や購買につなげるためには、そのような漠然と垂れ流す広告に終始するのではなく、ペルソナに絞り込んで確実に伝わるメッセージを込めて告知していく必要があります。

今回のワークシートを活用してペルソナの想いや願望を可視化し、キーワードからメッセージを策定することで、何をどう発信していいかわからないという方でも発信内容を作成することができます。

あとは今回生み出したメッセージを使用するSNSのスタイルにアレンジして発信するだけです。

SNSや広告の発信で最も重要なのは、この誰に対して想いを伝えるかという方向性を明確にすることです。

極端な話、ペルソナ一人に話しかけるようなつもりでメッセージを発信するくらいで構いません。それくらい思い切って発信する方がよりターゲットになる相手の心には共感されやすいものです。

効率の良い集客を実現するために、あらためてペルソナの可視化からはじめていきましょう。

見本とワークシートの添削について

例によって僕が作成した見本を用意してありますが、今回はこちらでは掲載せず、実際に講義に参加してくれている方のみに公開していこうと思います。

今回のワークシートを実際に記載して、それを公式ライン経由で添付して送ってください。

友だち追加

スマホからデータの添付が難しいようでしたら写真に撮影したものでも結構です(読める解像度でお願いします)

送っていただいた方には僕の作成したシートの記入例のダウンロードリンクと、送っていただいたワークシートの簡単な添削とアドバイスを添えて返信させてもらいます。

もちろん無料です。自分で言うのもなんですがかなりお得だと思います。

 

見本がないと記入できない!という方もいるかもしれませんが、別に正解を求めるための講座ではありません。

ビジネスで最も大切なのはアクションを起こすことです。まずは自分でやってみましょう。

ここでアクションが起こせるかどうかで皆さんの本気度がわかるので、僕も本気の人には本気で向き合いたいと思います。

初めにも言いましたが、別に変なセールスとかするつもりはないので安心してください。

皆さんからの本気の回答をお待ちしています。

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