レポート10|継続的に関わることで見えてくるクライアントの心情の変化について

臨床レポート紹介

こんにちは、骨盤軸整体の野田です。
久しぶりのインストラクター認定レポート紹介です。

今回は出産から産後にわたって継続して施術を実施したクライアントの変化についての報告です。

 

※ブログの文章としての文脈を考慮し、一部単語や表現などを改変しています

 

レポート紹介

提出者

上竹麻美(勤務助産師・認定アドバンスインストラクター)

クライアント

N.H様

区分

女性、産後(4日、8日、12日、24日、30日)1経産婦

クライアントの症状と悩み

(入院中)乳房の緊満が増強するにつれて肩こりが強くなっていった。乳腺炎の既往があり、そこに対する不安が強い。
(産後12日目)実は妊娠中から尿もれがあった。今でも時々ある。
(産後20日目)2人目妊娠から履けなくなってしまったスキニーを履きたい、痩せたい。

症状改善のために意識した施術部位

基本の8箇所全てに施術。
乳腺炎の既往があったため、乳房ケアと一緒に施術を行うことを提案し退院後も継続して関わった。

その部位を選んだ理由

身体を触った時に全身が冷えていたから。
血流が悪いことで肩こりになったり乳腺炎を引き起こしているのではないかと考えたから。

施術後クライアントの反応

身体が軽くなって姿勢が伸びたような感じがすると喜んでくれた。
退院後も乳房ケアと一緒に骨盤軸整体の施術も行った。毎回しっかりと化粧をされて明るい表情で来院されるのが印象的だった。
本人から一人目の時より身体が楽なので気持ちに余裕ができたと話してくれた。

産後12日目の回はアドバンスセミナー受講後だったので、骨盤底筋エクササイズの指導も実施した。指導後は自宅でしっかりとエクササイズも実行してくれたおかげで尿もれもなくなった。

産後20日目の施術では、2人目の妊娠から履けなくなったスキニーを履けるようになりたいという悩みに変わった。一つひとつの不調が改善されることで、今より良い状態になりたいというように変化していった。

骨盤軸整体以外で実施したかったことなど

全体的に身体が冷えている方だったので、肩回しなど簡単にできるほぐし的な運動も提案できるとよかった。

感想、反省点、今後の課題など

初めてクライアントと継続的に関わることができた。
継続的に関わることで身体がどんどん改善していく経過を見ることができた。
エクササイズも提案できたことで骨盤軸整体の効果をさらに高めることができたように感じる。身体の不調が改善されたことにより悩みが「痩せたい」にシフトし、気持ちの変化が現れたのも面白いと思った。

 

評価、感想など

上竹さんは勤務助産師として活動されてますが、ほとんどの勤務助産師は退院後のママさんと定期的に関わる機会は少なく、自分が分娩で関わったママさんがどのような悩みを抱えながら産後を過ごしていくのか、経過を追って把握するのは難しいと思います。

今回のように退院後も乳房ケアと併用して骨盤軸整体の施術を継続していくことができたのは、上竹さんにとっても貴重な体験だったのではないでしょうか。

 

産後のママさんが整体に求める要望というのは、適切な施術により症状が改善していくにしたがって変化していきます。

それは今までそのことしか考えられないくらいに囚われてしまっていた痛みや辛さから解き放たれることで狭まっていた自分自身の視野を広げ、周囲からの客観的な視点や自分自身の意識をより高く保てるような気持ちの余裕が生まれてくるからです。

単にその場の痛みの改善で終わらせるのではなく、クライアントが最終的にどうしたいのか、どのようになりたいのか、そのようなゴールを施術者と共有して二人三脚で進んでいくことこそが産後ケアの真髄であり、これからの産後ケアに求められていく関わり方であると私たちは考えています。

そして単なる慰安やその場しのぎの対症療法ではない、本質的に身体を改善させていくことのできる骨盤軸整体こそが、これからの産後ケアを担う重要な役割を果たしていくことができると言えるのではないでしょうか。

 

上竹さんありがとうございました。
これからもたくさんの方に骨盤軸整体を届けてくださいね。
よろしくお願いします。

 

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