レポート08|現状分析からの仮説によって分娩時施術の精度を上げていく

臨床レポート紹介

こんにちは、骨盤軸整体の野田です。
好評いただいているインストラクターの認定レポートを紹介します。

前回に引き続き、今回も分娩介助中の施術による母体の変化についての報告です。

 

※ブログの文章としての文脈を考慮し、一部単語や表現などを改変しています

 

レポート紹介

提出者

最上綾香(勤務助産師・認定アドバンスインストラクター)

クライアント

Y.E様

区分

女性、マタニティ(分娩進行中)

クライアントの症状

分娩体位作成時(仰臥位)での股関節痛、中臀筋部のつり
(児頭下降Sp±0周辺での回線が横径)

症状改善のために意識した施術部位

中臀筋、内転筋、大腰筋

その部位を選んだ理由

中臀筋は症状の出ている部位であり、股関節の内旋、外旋を滑らかにしたいため。
拮抗筋の伸展力の必要性と、怒責力の手助けとして内転筋と大腰筋を施術した。

骨盤軸整体施術後の状態

3つのポイント全てにおいて骨盤軸は上手く通ったと思う。
児頭の回旋も改善され、分娩進行がスムーズになった。

施術後クライアントの反応

足のつりが改善し、怒責力も増強できた。

骨盤軸整体以外で実施したかったことなど

分娩期であり、テスト法を省略してしまったため、テストからしっかり行うことで自覚的な改善をさらに得られたのではないかと思う。(自覚的な症状の改善はあったため、軸が通ったと判断できた)

感想、反省点、今後の課題など

陣痛発作時に腰を反り、左方向への体幹のねじれで痛みを逃している様子だった。
児頭下降を促しつつ、股関節の開排、怒責の強化を狙って施術したが、有効だったと思う。
産後の歩行の安定性も良かった。
腰痛、仙骨痛の訴えもあったため、産後の施術もトライしたい。

 

評価、感想など

前回の山本さんのレポートに引き続き、分娩時の施術についてのレポートを紹介しました。

レポート07|15時間停滞していた分娩を進行させるために助産師ができること 

今回のレポートにおいて特筆するべきは、最上さんがしっかりと現状を分析して仮説をたて、その通りに施術を行なって結果につなげているということです。

極論を言ってしまうと、骨盤軸整体は産前産後の女性の身体の変化に特化して組み立てられたメソッドであるため、習った通りに施術をするだけでもそれなりに適切な結果を出すことは十分可能だったりします。

しかし特に分娩時という特殊な状況で、狙った通りの結果を明確に出していきたいと考えた際には、やはり現状を分析して状況を把握し、身体のどこをどう変化させることで望ましい結果につなげることができるかといった現状分析力仮説設定力、そして適切な施術を実施する施術力結果検証の判断力が必要になっています。

 

それらについての詳細はアドバンスセミナーで学んでいただくことが可能ですが、今回の最上さんはそのような流れに沿って3つの施術ポイント(中臀筋、内転筋、大腰筋)を設定し、それらに対して適切な施術を行うことで今回の結果につなげることができたのだと思います。

骨盤軸整体アドバンスセミナーのご案内

最上さんの助産師としての経験とアビリティの高さがアドバンスインストラクターとしての知識と施術力に結びつき、相乗効果で助産師業務のレベルを引き上げていくことができれば、そしてそれによって多くの産前産後のママさんの負担を減らすことができるのだとしたら、それはとても嬉しいことだと思います。

 

最上さんありがとうございました。
これからもたくさんの方に骨盤軸整体を届けてくださいね。
よろしくお願いします。

 

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