こんにちは、骨盤軸整体の野田です。
先日の25日に「産後の身体を卒業してさらにその先を目指すためのエクササイズセミナー」を開催しました。
オンラインと荻窪本院でのハイブリッド開催となりましたが、荻窪院では5名、オンラインでは9名、アーカイブによる後日視聴の申し込みを含めると合計で40名以上の方に申し込みをいただきました。
僕自身によるオンライン開催は今回が2回目ですが、回を重ねることに参加者が増えていく反響の大きさに驚かされます。
直接触れることに意義がある整体テクニックをオンラインで伝えるというのは課題も多く、一定以上のクオリティを維持しながら開催するのはなかなかハードルが高いのですが、だんだんとそのバランスを掴むことができてきました。
今回のセミナーは「産後の身体を卒業してさらにその先を目指す」とのタイトルの通り、あくまでも一定回数以上に骨盤軸整体の施術を受け、すでに本来の身体機能を回復させているクライアントがターゲットとなります。
クライアント心理としては負荷が高く運動量が大きいエクササイズを行う方が体もより早く改善すると思いがちですが、産後の体はインナーユニットの機能回復が最優先であり、そこがまだ未完成のうちに負荷の高い運動を指導するのはリスクが高く、最悪の場合は余計に回復を遅らせる原因になります。
ですからエクササイズを指導するためには計画性が大切であり、ステップを踏んで段階に応じたエクササイズを適切に指導していくことが肝要となります。
クライアントに請われるがままに無計画に指導しているインストラクターも多いと思いますが、あらためてエクササイズを行う本当の目的はなんなのか、自分のミッションを再認識していただきたいと思います。
今回はケトルベルを用いたエクササイズとブリッジについて、そのメリットと具体的な指導内容を伝えさせていただきました。
どちらも昔からある運動であり、僕がゼロから開発したものではありません。
しかしこのどちらも無計画に指導しても、産後の体に最適な効果が出るものではありません。
この2つの運動を採用したのにはそれ相応の理由があり、産後の体の改善に最適な結果を出すため世間一般で行われている指導方法に若干のアレンジも加えてあります。
そもそもエクササイズとは何か、トレーニングとは何が違うのか、といった本質的な意義を踏まえ、それを前提に産後の女性といった特別なシチュエーションに対応するためにはどうしたらいいのかを考え組み立ていくことで、結果的にゼロから構築するよりも指導しやすく、説得力を持って効果を実感しながら指導を継続していけるエクササイズに昇華できました。
90分という短い時間でしたが、その分濃密な指導ができたと自負しています。
オンラインもリアル参加も、ご参加いただきありがとうございました。
アーカイブも14日間(〜9/8)まで視聴可能ですので、興味のある方はお問い合わせください。
これからも様々な形で皆さんにとって有意義な情報をお伝えしていきたいと思います。
よろしくお願いします。
今後のベーシックセミナーのスケジュールはこちら