こんにちは、骨盤軸整体の野田です。
24日の金曜日に、骨盤軸整体荻窪本院にてアドバンスセミナーVol.2を開催しました。
先日開催したVol.1の続きとなるセミナーです。
今回の参加者は6名。
前回のVol.1ではポジショニングの選別から施術メニューの構築についてといった、いわば実技の面においての流れを徹底的に学んでもらいましたが、今回のアドバンスVol.2ではカウンセリングの受け答えや施術中のトーク内容、さらには次回予約の提案で押さえるべきポイントといったクライアントに向き合う際に必要な一連の流れについてなど、いわば施術メニューとしての一連の流れについてお伝えしています。
特に施術者として大切なのは、カウンセリングの際に初回クライアントと「施術のゴールを設定する」ということ。
クライアントは身体の不調を訴えて整体を受けに来るのは間違いないですが、大切なのはそれに対してどこまでどうアプローチをしていくのかが施術者として大きな問題となっていきます。
痛みを訴えるクライアントに対して「痛みを取ること」だけをゴールにしていては、施術者はその痛みの有無にばかり振り回されてしまいます。
またクライアントは仮に一時的にその痛みを凌ぐことができても、本質的な原因を解決してもらえていないため同じ痛みを何度も繰り返すこととなってしまいます。
その痛みや不調の根本的な原因はなんなのか、それをどのようにして解決していくのか。
それをしっかり言語化し、クライアントと施術者の共通認識としてゴールに設定することこそが、お互いの信頼関係を高めていくために重要な設定となっていきます。
そのためのコミュニケーション理論や具体的な声掛け事例について、しっかりと身に付けていただきました。
さらにセミナーの後半では、産後の尿もれや腹直筋離開といった産後女性に見られがちなトラブルの具体的な改善方法について、具体的なエクササイズ指導を組み合わせながらお伝えしています。
それらの症状については上記のブログや動画などでも公開していますが、具体的な改善方法なども世間一般で取り上げられているものの、残念ながら本質的な改善のためのアプローチとは程遠く、なかなか症状の本質を理解しているとは言えない手段が多く見られます。
そのようなテクニックはあくまでも一般的な身体の使い方や症状において考案されたものを産後ケアに流用したものがほとんどであり、産後の女性の改善のために根本的に考案されたものではないため細かい部分においてアプローチが足りなかったり、肝心な部分のピントがずれていたりします。
そのため「効果がないわけではないが改善に至るためには非常に遠回り」といったクオリティにとどまるばかりで、本質的な改善につながることは少ないといったケースが現状です。
骨盤軸整体は周産期女性の身体を改善させるために全くのゼロから開発された整体なのでそのような無駄がなく、症状の根本的な原因に対してダイレクトにアプローチできる手技を用いているため、例えば産後の尿もれも1〜2回の施術で止めることができるような、通常では考えられないような圧倒的な結果を導き出すことができます。
今回のセミナーでの学びをもとに、一人でも多くのママさん達に骨盤軸整体を広げてもらえたら嬉しく思います。
骨盤軸整体はベーシックセミナーで完成された手技なので、ベーシックセミナー参加後にすぐ臨床で活用してもらうことが可能です。
しかしそのテクニックをより具体的に施術メニューとして完成させるためには、アドバンスセミナーで体系的な学びを深めていただくことをお勧めしています。
今後の開催スケジュールについては以下を参照ください。
ご参加お疲れ様でした、ありがとうございました!
今後の皆さんのご活躍を楽しみにしています。
これからも骨盤軸整体をよろしくお願いします。