こんにちは、野田です。
先週末に開催された骨盤軸整体ベーシックセミナーで撮影した動画を公開します。
股関節を外旋させるために重要な役割を果たす「梨状筋」という筋肉があります。
梨状筋は臀筋群のほぼ最深部に位置していますが、他の筋肉とも連動して股関節を外に向ける際(外旋)に収縮します。
妊娠して子宮が大きくなることで重心は前に傾き、妊婦さんは反り腰の姿勢をとることとなります。
この時前方に移動した重心バランスを支えるために股関節は内股方向(内旋位)に力が掛かり、それによって梨状筋は引き伸ばされ、本来の機能を発揮できない状態(機能不全)が続きます。
そのような梨状筋の機能不全は「重心の揺り戻し」の影響で出産後も継続され、臀筋群の機能低下や股関節の安定性低下の要因となります。
また、梨状筋の機能不全によって股関節の外旋力が低下し、内旋位が継続されることで大転子が外側に回旋した状態となります。
いわゆる産後のズボンが履けない、横に広がった大きなお尻の原因はこれです。
そんな産後の女性にとって深刻な問題を導く梨状筋の機能低下ですが、それを瞬時に改善できるのが骨盤軸整体なのです。
以下のビフォーアフター動画をご覧ください。
施術場面はカットしてありますが、わずか20秒ほどです。
しかも今回はセミナーに初めて参加された生徒さん同士の施術で、ここまでの結果を出すことができました。
特に力も入らず、柔らかいタッチのみの施術でクライアントの梨状筋に骨盤軸を通すことができます。
その結果クライアントの梨状筋を安定させ、臀筋群の連動性を向上させることで様々な症状を改善していくことができるのです。
骨盤軸整体を学ぶことで、このように周産期の女性の身体を効果的に改善していくことが可能になります。
本当の意味で自信を持って、周産期の女性に貢献できるテクニックを身につけるために。
私たちの骨盤軸整体を学び、共に広げていきませんか?
皆様のご参加をお待ちしています。