「型破り」な整体師になるために

こんにちは、骨盤軸整体協会の野田です。
いつもありがとうございます。

整体師やセラピストとして活動していく上で
大切にしなければいけないことは何か?

それは「型」を意識に染みこませることです。

「型」というのは、物事の基礎や根底となるベースのことです。

整体で言うならば、それぞれのテクニックやメソッドに定められた基本的なルール、
例えばそれは考え方や治効理論もそうですし、身体の基本的な使い方もそれにあたります。

骨盤軸整体にも「筋肉の起始と停止を正しく確認する」等のいくつかの大切な基本がありますが、
それらも立派な「型」を成す要素と言えます。

それらひとつひとつを反復して確認し、積み重ねていくことではじめて、
自分の意識に「型」として染みこませていくことができます。

「型」を成す要素は地味で些細なものが多く
安直に結果を求めがちな人たちには軽んじられる傾向にあります。

しかし地味な反復を繰り返して身につけた「型」は
自分の施術の拠り所となり、自信を積み重ねていく土壌となります。

そのような「型」を身につける事ではじめて
自信を持ってクライアントに触れることができるようになるとも言えます。

またそのような「型」を身につけているからこそ
新たなテクニックを学び、アレンジしながら吸収していくことも可能となります。

型のある人が型を破ることを「型破り」といい
型のない人が型を破ることを「型無し」という

歌舞伎役者の中村勘三郎さんの言葉だそうですが
これは整体の世界でも同じことがいえます。

目新しさに惹かれて従来と違うことを始めても
基礎や基本となる「型」がしっかりしてないと
それは「型無し」でしかないということです。

土台が脆いままなので大仰な上物を支えられず、結局根底から崩れてしまうことになります。

逆に一見「型破り」でありながらも結果を出し続け、自分を伸ばし続けている人もいます。

そのような人は自分の根底にある「型」を大切にしています。

「型破り」であっても、決して自分に染み付いた基礎や基本からは逸脱してはいないのです。

目新しいテクニックを求めてセミナー行脚を繰り返しても、
いまいち思うような結果に反映できない先生も多いようですが、
そのような方は「型」を身につける前に結果を求めすぎているのかもしれません。

根底の部分が脆いままで結果ばかり求める結果、方向性を見出せずに足元を見失ってしまう。

すなわち「型無し」の状態に陥ってしまう方が多いように見受けられます。

しっかりと「型」を身につけ、その上で次のステップに向けて歩みを進めていく。

それができる方は今までの常識から一歩抜け出せる「型破り」な整体師であると言えますし、
そのような「型破り」こそがこれからの時代に必要とされていくのだと思います。

「型破り」な整体師を目指して。
「型」をおざなりにせず、しっかりじっくり身につけていくことが大切です。

ちなみに骨盤軸整体ですが、
施術結果だけ見るとかなりぶっ飛んだ手技のように思えますが、
実は整体師として最も大切な基礎や基本を「型」として身につけていないと
上手く結果を出すことができません。

そういった意味では骨盤軸整体は、施術者の
整体師としての根幹を問われるテクニックであるとも言えます。

骨盤軸整体によって皆さんが型破りな整体師として
活躍されることを期待しています。

メールマガジン登録はこちら

 

関連記事