ノストラダムスの大予言

こんにちは、骨盤軸整体協会の野田です。
いつもありがとうございます。

「ノストラダムスの大予言」というのを覚えていますか?
あるいは聞いたことありますか?

16世紀の占星術師ノストラダムスが残した予言で
「1999年7月、空から恐怖の大王が降ってくる」
というものです。

 

日本でブームになったのは70年代後半です。

それは人類の滅亡を予言しているのだ!
とマスコミが取り上げたことをきっかけに、
当時の子供たちを中心に大流行しました。

やがてその熱気は大人達にも伝染し、
関連した書籍はことごとくベストセラーとなり

ノストラダムスの大予言を特集したTV番組は
軒並み高視聴率を叩き出すようになります。

 

そんなことが現実に起こるはずはないと、
冷静に受け止めていた人も多かったとは思います。

しかし中には1999年が近づくにつれて恐怖心を煽られ、
ヤケを起こして全財産を失う大人が出てきたり、

集団自殺を図る中学生のニュースが伝えられるなど
社会問題として表面化することもありました。

 

そして実際に訪れた1999年7月。

恐怖の大王が空から降ってくることはなく、

あれだけ騒ぎ立てていたマスコミも
ノストラダムスの名前を取り上げることはなくなり

やがてただの笑い話として片付けられ
少しずつ人々の記憶から忘れられていきました。

 

今となってはただの懐かしい話かもしれません。
しかし現在の産後ボディケア業界を俯瞰してみると

世間一般で言われている「産後の骨盤矯正」と
ノストラダムスの大予言に似たものを感じます。

 

「産後の骨盤を矯正しないとひどいことになる!」
そんな予言か呪詛のような言葉で

起こりもしないこと、ありもしないことを
さぞかし真実であるかのように騒ぎ立て

恐怖心を煽り立るような表現を繰り返して
自分のビジネスに引きずり込む。

そして予言が外れても、誰も何も責任を取らない。

 

「何も起こらなくて、よかったねー」の一言で
片付けるにはあまりにも軽薄で無責任な現実が
現代でも当たり前のように繰り返されています。

私たちは中世のインチキ占い師ではありません。

そのようなビジネスとも呼べないような
無責任なビジネスの環はしっかりと断ち切り、
真に正しい結果を出し続けていく必要があります。

 

私たちが行なっているのは、人々の不安な気持ちを
笑顔と感動に変えていく素晴らしい仕事です。

責任と誇りを持って取り組んでいきたいですね。

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