学んだ技術をテクニックに昇華するために|アドバンスセミナーVol.1レポート(2021.4.9)

こんにちは、骨盤軸整体の野田です。

昨日は骨盤軸整体荻窪院にてアドバンスセミナーVol.1を開催しました。

再受講のメンバーも含めて参加者は4人。
全員助産師で和気藹々とした雰囲気で進めていきました。

アドバンスVol.1はポジショニングの選別方法と施術メニューの組み立て方がメインテーマです。

ベーシックセミナーでは骨盤軸整体の基本となる8つのポジションを学びますが、クライアントの症状に対してどのポジションの施術を対応させていけばいいのかは状況に応じて施術者が判断していかなくてはいけません。

極論を言えばどのような症例であっても8つのポジション全てを施術することでほぼ対応できるのですが、そのような思考停止した施術を繰り返していてもスキルの向上には繋がらないですし、何よりも自分なりの根拠に基づいた施術を提供できなければクライアントとの説得力のある信頼関係を構築することができません。

そのためアドバンスセミナーVol.1ではクライアントの身体の情報を読み解き、正しく対応したポジションの施術を提供するためのロジックをお伝えしています。

セミナーではペアになってお互いの身体を触診しながら観察し、得た情報を独自のPDCAサイクルに落とし込みながら施術を組み立てていきます。

PDCAサイクルというのはいわゆるマーケティング用語として有名ですが、整体の施術においてもPlan→Do→Check→Adjustのサイクルに沿ってロジカルに組み立てていくことで、目指す身体の変化を最短のルートで導き出すことが可能になります。

ともすれば直感に頼りがちな整体の世界では普通の整体師でも難易度が高い方法論ですが、PDCAサイクルに基づいて施術をおこなうことでより精度の高い結果につなげることが可能となり、初心者でも経験者と変わらない効果を生み出す骨盤軸整体の魅力を最大限に発揮することができると考えています。

今回のアドバンスVol.1で学んだ考え方は、実際のクライアントへの施術の際には特に重要になっていいます。

どんなに効果の高い整体手技を身に付けていても、その特性の活かし方が身に付いていなければ最適な効果を発揮することはできず、宝の持ち腐れともなりかねません。

ベーシックセミナーで身につけた技術を実践で活かせるテクニックに昇華し、自身の強力な武器として活用していくために、確固とした自分自身の施術の流れをしっかり身につけて下さいね。

次回のアドバンスVol.2ではカウンセリング〜施術〜クロージングまでの体系的な整体メニューとして一連の流れと、産後の尿もれや腹直筋離開といった個別の症例の改善方法、そして施術の中で提案していくべきエクササイズについてお伝えしていきます。

参加される皆様、よろしくお願いします。

 

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