ゴーストレストランに学ぶ次世代の出店戦略

こんにちは、骨盤軸整体の野田です。
いつもありがとうございます。

皆さんはUberEATSのサービスを利用したことがありますか?

UberEATSが2016年にサービスを開始して以来、様々な企業がフードデリバリーサービスに参入し
現在では多彩なフードメニューがデリバリーで楽しめるようになりました。

そして最近ではゴーストレストランと呼ばれる
実店舗を持たずにフードデリバリーに特化した飲食店が増えているようです。

 

メニューを自宅まで届けるというサービス自体は、決して珍しいものではありません。

宅配ピザをはじめとしたデリバリーキッチンや高齢者向けのお弁当宅配事業などといった、
いわゆるデリバリー専門業態というのは以前から存在していました。

しかしこのゴーストレストランの特徴は、宅配自体をフードデリバリーサービス会社に
完全にアウトソースすることで、固定費と人件費を大幅に圧縮することができるということです。

これにより開業資金を抑えて出店することができ、
従来の飲食店の開業に比べて高いリスクを取らずにビジネスをスタートさせることが可能となりました。

 

そして現在では、

様々な業態のゴーストレストランのオーナー同士が大きなキッチンのある物件を共同で使用するような
いわばシェアハウスならぬシェアキッチンの物件を取り扱う不動産屋が出てきたり、

ゴーストレストランのフランチャイズを展開する会社が増えてきたりと、
ビジネスとしてさらなる広がりを見せているようです。

 

従来からあるビジネスと似たような形態であっても「宅配」といった
飲食ビジネスの本質以外の部分を明確に切り離し、
完全にアウトソースすることで全く新しいスタイルの業態として発展しているわけです。

我々の業界ではおなじみの「出張整体」なども、
視点を変えてブラッシュアップしてみることで全く新しい業態のサービスに生まれ変わることができるかもしれません。

 

全く新しいものばかりが新しいサービスに繋がるわけではありません。
柔軟な発想を忘れずに物事を見ていきたいですね。

 

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