こんにちは、骨盤軸整体協会の野田です。
いつもありがとうございます。
皆さんが初めて整体を受けたのはいつくらいのことでしたか?
僕が初めて整体を受けたのは中学生の時でした。
2年生の健康診断で「側彎症」を指摘され、
それを心配した両親が近所の整体院に行くように
勧めてくれたのがきっかけです。
その時その先生から受けた説明は
「身体の歪みは万病の元で、健康になるためには
歪んでいる身体を戻さなくてはいけない」
という内容だったのを覚えています。
僕が中学生だったのは30年以上も昔の話です。
昭和から平成に元号が変わる直前のことでした。
つまり、現在でも一般的に言われている
「身体の歪みが不健康の元で、健康であるためには
歪みを整えて元に戻すことが大切である」
という考え方は、昭和の時代から培われてきたものだと言えます。
つい数ヶ月前、31年続いた平成が終わりを告げ
令和の新時代が始まりました。
31年にも渡る平成の間に、私達の生活は大きく変貌を遂げました。
テクノロジーや医学も大きく進歩発展し、
かつて常識だ、当たり前だと言われてたような物事や価値観が
次々と塗り替えられてきました。
昭和時代の常識は、令和時代の非常識。
そう表現してもいいくらいの価値観の変化が確実に
私たちの周りで起きていると言っても過言ではありません。
しかし我々の整体業界においてはどうでしょう。
「身体の歪みが不健康の元で、健康であるためには
歪みを整えて元に戻すことが大切である」
令和の現在でもこのような「昭和時代の常識」が
私たちの周囲に当たり前のように残っているのではないでしょうか。
その誤った常識を平成の31年間で正すことができなかったことは、
我々治療家やセラピストの反省点と言えるのかもしれません。
凝り固まった業界内の常識を疑うことすらせず、当たり前のこととして言葉通りに受け入れ、
完全に思考を停止させて現代の施術に組み込んでしまっている。
その結果、30年以上前から続く「昭和時代の常識」を
我々の業界は未だに大切に守り続けているのです。
そのような思考停止した価値観を守り続けるのは
もう終わりにしませんか?
先述した近所の整体院で幾度となく
僕の背骨をボキボキと矯正してもらいましたが、
側彎症はまっすぐに戻ることはありませんでした。
今でも僕の背骨は左右に大きく歪んだままです。
しかし少なくともそれに由来する腰痛や肩こり
あるいは重篤な健康被害を感じたことは
30年以上経った現在でも全くありません。
歪みや開きを矯正して整えるだけの整体では、
健康問題に関して何も解決することはできません。
また外的な力で骨格を動かそうとしたとしても、
その程度で人の骨格が変わることもないのです。
これからの令和の新時代、
人の身体を本質的に改善していくためには
「歪みや開きを矯正して整える」というような「昭和時代の整体」から脱却した
全く新しいアプローチが主流となっていきます。
そして私たちの骨盤軸整体は、
そのような「令和時代の整体」を代表するメソッドとして
進化発展し続けていくことでしょう。
真の意味でクライアントの身体を変えていく、
これからの時代を担う新たな整体テクニックは
まさに私たちの掌から生まれていくのです。