骨盤軸整体は分娩時にも効果を発揮する
骨盤軸整体の大きなメリットとして場所や時期などを選ばずに施術ができるというのがあるのですが、特に助産師の皆さんからは分娩中に使用して効果を上げている事例を多くいただいています。
そもそも分娩中に整体なんてできるのか?という素朴な疑問がありますが、いわゆる押したり揉んだりほぐしたりするだけの一般的な整体では、確かに難しいかもしれません。
でも実際に骨盤軸整体の施術を分娩中に経験した助産師さんからのメッセージやレポートによると、皆さん興味深い効果を色々と体験されているようです。
例えばこちらの方とか。

セミナーに参加された翌日に早速、しかも無痛分娩のママさんにトライしてくれました。
無痛分娩では上手くいきめず怒責が掛けられないというのはよく聞かれますが、施術後には怒責をしっかり掛けられるようになるというのは興味深いですね。
お産もスムーズに進んで何よりです。

こちらの方もセミナー受講翌日に、同じく無痛分娩の妊婦さんに施術した様子を伝えてくれました。
実際に施術を受けた妊婦さんも、自分で施術の効果を実感できたようです。
ご本人からのフィードバックがあると嬉しいですよね。

記載されている4cm 70% -1というのは、おそらく助産師であれば状況を把握できる数字なのだと思いますが、そこから施術後に急激に分娩が進行したとのことです。
一緒に働いていた分娩係の人も驚いていたとのことで「習おうかな」とまで言っていただけるくらいですから、よっぽどのインパクトだったのだと思います。ぜひセミナーでお待ちしています(笑)
これ以外にも例えば、分娩台で足がガクガク震えて止まらない方に施術することで足の震えが止まったとか、呼吸が上手くできなかったママさんへ施術したら深い呼吸が導けるようになったとか、そもそもどこに力を入れて息めばいいのか分からないママさんに施術したらしっかりいきめるようになったとか、それらの報告は枚挙に暇がないほどに多くいただきます。
今回は分娩時整体としての骨盤軸整体の活用に迫りたいと思います。
なぜ分娩中の骨盤軸整体でお産がスムーズに進むのか?
骨盤軸整体の基本的な考え方は、正しく使えていない部位の筋肉の働きを本来の状態に取り戻すというものです。
分娩時というある意味極限の状況で母体の脳は自分の身体を正しくコントロールすることができず、全身の様々な筋肉が正しく使えない状況にあることが推測されますが、骨盤軸整体の施術で脳と筋肉のつながりを正しく再接続することで、分娩の際に必要な身体の働きを取り戻すことができるようになります。
分娩時の姿勢や体位によって施術する部位は違ってくると思いますが、その時の姿勢や状況に応じて適切なポジションに対して施術することで、いきむ動作の際に力を入れやすくなることが考えられます。
また、骨盤軸整体の施術にはインナーユニットの連動性を高めて腹圧を高めたり、深い呼吸を導くものもあるので、そのようなポジションへの施術によってより深い呼吸や腹圧の上昇を導くことが可能となり、結果として自然と怒責を掛けやすくなることにつながるのではないでしょうか。
もちろんあくまでも整体の範疇ですが、それこそ助産師が分娩時に骨盤軸整体の施術経験を重ねて、日本全国でこのような実績を積み上げているのは確かです。
具体的なプロセスやより再現効果の高い方法論については、今後の検証によってより明確になっていくものと思われます。
骨盤軸整体だからこそできる分娩時施術のメリット
最近では分娩時整体として効果を謳われているメソッドなども登場して、多くの助産師が興味を抱いていると思います。
そのような整体を実際に学んだ方の声も耳にしますが、やはり理論や技術が難しくて身に付かない、手順が複雑で実際の臨床で使いこなせない、実際に施術しても効果があるのかどうかよく分からない、といった意見が多いようです。
それに対して骨盤軸整体の場合は、以下のような特徴が挙げられます
理論や技術が難しい?
骨盤軸整体の理論は先述した通り「正しく使えていない部位の筋肉の働きを本来の状態に取り戻す」という極めてシンプルなものです。
複雑な解剖学や整体師としてのロジックをわざわざそのためだけに勉強し直す必要もなく、あくまでも助産師として有している標準的な知識を応用するだけで十分に活用できます。
技術に関しても一定の法則に沿ってクライアントの身体に触れていくだけなので、母体に負担を掛けることなく短時間で直感的に施術が可能で、余計な時間を費やしたり流れを妨げることもありません。
そのため一刻を争う分娩時であっても、安全に確実に施術することが可能です。
実際の臨床で使いこなせない?
先述した通り、骨盤軸整体の施術は一定の法則に沿ってクライアントの身体に触れていくものです。
深層の筋肉を揉みほぐすような強い力や、関節を繊細に調整するような特別なテクニックも必要ありません。
シンプルで直感的なテクニックなので、施術者の熟練度や才能、センスなどに結果が左右されることがないため、習った直後から熟練者と同様の結果を出すことができるようになります。
冒頭の画像のメッセージをくれたのがセミナー翌日に臨床で使用した助産師さんであることも、それらをよく表しているのではないでしょうか。
本当に有用な整体というのは、最小限の手順で最大の効果を発揮するものであるべきです。
複雑な知識や手順でしか結果を出せないというのは施術者の自己満足にすぎず、誰でも活用できてどのような状況でも効果を発揮できるものでなくてはいけません。
骨盤軸整体はまさにそのコンセプトをクリアできるメソッドであると自負しています。
効果がよく分からない?
また骨盤軸整体の場合は施術直後に結果が出るので、施術の前後で効果を比較検証しやすく、施術と同様に直感的に効果を実感できることが多いと言えます。
複雑な手順の整体をおっかなびっくりやってみて、その割に変化が乏しくて上手くいったのかどうか分からない、本当に効果があったのかどうかが分かりづらい、といった陥りがちな不安感を抱くことなく、施術者やクライアント、あるいはその両方が効果を実感していることがほとんどです。
もちろん分娩時の緊急状態ではその限りではありませんが、ママさんも出産後のバースレビューで「助産師さんに身体を触ってもらってから、全身の力がグッと入れやすくなった気がします」というような評価をいただくことが多いようです。
助産師としてベストを尽くすための選択肢を増やす
出産というのは命懸けな場面ですから、助産師としても分娩中にできることは限られていると思います。
なかなか産まれなくて、妊婦さんもいきみ疲れて、万策尽き果てて、あとは吸引までの時間をただ見てるだけしかできない、、、
そんな時に骨盤軸整体を活用していただき、安全で良好な分娩につながるのであれば、それは僕にとっても開発者冥利に尽きるくらい嬉しいことです。
骨盤軸整体によって分娩の未来が、妊婦さんの不安を打ち消す希望が、そして助産師の業務の可能性がさらに広がっていくのであれば、ぜひともそんな未来を切り開いていきたいと思います。 もちろん全ての分娩に対して骨盤軸整体が効果があるとは断言できませんし、出産のプロセスには様々な因子が介在すると思うので、安易に骨盤軸整体で安産になる!という結論を導き出すことはできません。
実際に臨床の場で経験を重ねてた上の検証がまだまだ必要だと思いますし、そしてそのためにはたくさんの助産師の協力が必要になってきます。
これからも多くの助産師が骨盤軸整体を身につけ、活用してくれることを願っています。